先生シリーズ<業務委託契約を学ぼう(前半)>

section.0 ご挨拶

皆様こんにちは!
gigbase運営事務局タレントサポートです。

gigbaseを利用するにあたり、こんな疑問を感じたことはないでしょうか?
・雇用契約と業務委託契約の違いって?
・業務委託契約で働くメリット・デメリットは?

本ブログでは、皆様のこのような疑問を解消できるように、業務委託に関してかなめ総合法律事務所の髙橋先生・幅野先生との質疑を交えて、ご説明していきます。

適切な知識を身に付けて、より良いgigbaseライフを過ごしましょう!
かなめ総合法律事務所の髙橋先生・幅野先生よろしくお願いいたします!

お任せください!
タレントの皆様の疑問にお答えいたします!

 

section.1 雇用契約と業務委託契約との違いって?

gigbaseに掲載されているジョブには、雇用契約と業務委託契約の2種類があります。
この2つの違いを教えてください!

 

雇用契約と業務委託契約の大きな違いは、働く人が、働かせる人(仕事を依頼する企業等)の「指揮監督下で働くか否か」にあります。

つまり、gigbaseを利用するタレントの皆様が、
・クライアントの指揮監督下で働くジョブ=雇用契約
・クライアントの指揮監督下ではなく働くジョブ=業務委託契約
と考えることができます。

雇用契約は比較的イメージしやすいと思いますが、労働者(タレント)は、雇用主である会社に決められた場所に出社し、会社に決められた就業時間に、会社の上司の指揮命令の下に仕事をするのが一般的ですよね。

これに対し、業務委託契約は、受託者(タレント)が働く場所や働く時間が必ずしも決まっておらず、また、受託者(タレント)の裁量の幅が大きいことが特徴です。(とはいえ、全く制限がないということではありません)
ライターやデザイナー、プログラマーの方に多く見られますが、特定の企業に属することなく、いわゆるフリーランスとして働いている方の多くは、業務委託契約により仕事を受注しています。

より詳しく説明すると、以下のとおりです。

〇雇用契約
雇用契約とは、労働者(タレント)が使用者に対して労働に従事することを約束し、使用者がこれに対してその報酬を与えることを約束する契約です(民法第623条)。
雇用契約のジョブの場合、タレントの皆様は「労働者」として、使用者の指揮監督の下、労働に従事することになり、労働基準法をはじめとする労働関係法令の適用対象となります。

〇業務委託契約
法律(民法)上、「業務委託契約」という類型の契約が定められているわけではありませんが、一般的には、請負契約又は準委任契約に該当する契約を業務委託契約と呼ぶことが多いです。
業務委託契約のジョブの場合、雇用契約のジョブとは異なり、タレントの皆様は「労働者」となるわけではなく、クライアントの指揮監督の下で労働に従事するわけではありません。
業務委託契約においては、タレントは、独立した事業者(個人事業主)であり、「労働者」とはなりませんので、労働基準法をはじめとする労働関係法令の適用対象とはなりません。

〇両者の区別
ある契約が雇用契約に該当するか、より具体的には、働く人に「労働者」(労働基準法第9条)性が認められるかは、「指揮監督下の労働」という労務提供の形態や「賃金支払」という報酬の労務に対する対償性、これらに関連する諸要素を勘案して総合的に判断することになります。
例えば、働く場所や時間が指定されている場合にも、業務の性質上必然的に場所や時間が指定されることとなる場合には「労働者性のない契約」、すなわち業務委託契約として締結される場合があります。


雇用契約と業務委託契約の違いがよくわかりました!
先生、ありがとうございました! 

 

☑ここでgigbase point!
雇用契約と業務委託契約の大きな違いは、“指揮監督下で働くか否か”
雇用契約の場合には「労働者」として、業務委託契約の場合には「個人事業主」として働くことになります!

今回はここまでとなります!
後半記事は7月19日掲載予定ですのでお楽しみに!
引き続きgigbaseをよろしくお願いします。