先生シリーズ<確定申告を学ぼう(後半)>

《1-3.確定申告の青色申告・白色申告の違い》

よし!確定申告を申告しよう!と思って色々調べると必ず出てくる青色申告・白色申告。
何かどう違って、自分はどちらで申告したらいいのか迷いますよね。

そうですね。
まずは違いを知って、どちらで申告するか決めていきましょう。

 

〇帳簿は複雑だがメリットの大きい「青色申告」
青色申告は、複式簿記という複雑な形式で帳簿に記帳し、事業上の支出入をすべて正確に記帳して申告する方法です。政府もこの方式を推奨するべく様々な特典を設けています。
青色申告適応する場合は事前申告が必要なので注意しましょう。

〇簡易的な帳簿でOKの「白色申告」
白色申告では、簡易的な帳簿があればOKなので、ハードルの低い申告方法だといえます。

そうか!じゃあ簡単な「白色申告」方で申告すればいいや!と思ったあなた!
まだ決めるのは早いですよ!

「青色申告」には様々な特典があるのでその特典を見てからでも遅くないので、「青色申告」の特典について説明していきましょう。


《1-4.青色申告を推奨する理由》
「青色申告」は申告する帳簿の信頼性が高いため、政府もこの方式での申告を推奨するべく、大きく分けて次の3種類の特典を設けています。

〇特典①青色事業専従者給与を使える
青色申告をする場合に限り、生計を一にする15歳以上の親族が、1年のうち6ヵ月を超える期間、事業に従事している場合に支払う給与を、全額必要経費として算入できます。青色申告をしない場合、原則として家族へ支払った給与は経費計上できません。

〇特典②純損失の繰越控除や繰戻還付を受けられる
青色申告をする場合に限り、ある年の所得が赤字だった場合、そのマイナスを翌年以降の3年間にわたって、黒字分から控除することができます。また、前年分に繰り戻して、所得税の還付を受けることも可能です。

〇特典③各種所得の金額計算における特典
所得額を減らして節税できる青色申告特別控除を受けられる特典があります。
具体的には事業所得から10万円・55万円・65万円のいずれかの額を引くことが出来ます。
この控除額は申告方法によって決まってきます。

65万・55万円控除対象になる場合
・freeeやMFクラウド確定申告といった「確定申告ソフト」を使う方
・税理士にお願いする方

10万円控除対象になる場合
・税理士も確定申告も利用しない方

たとえ65万円の控除が受けられたとしても「税金が65万円安くなる」というわけでは無いことに注意してください。あくまでも「課税対象の所得」を減らすことで、その結果として「所得税」や「住民税」が下がり節税効果へと繋がるという特典です。

青色申告特別控除65万円・55万円を適用する場合、申告する(期限内申告に限る)ことが適用要件の一つです。なので65万円控除して所得が0円となった場合でも確定申告は必要となります。
※青色申告10万円は申告要件はないので、青色申告10万円を使って0円になるのであればこちらは申告不要となります。


section.2 確定申告をしてみよう!

ありがとうございます。
確定申告の必要性や各申請による特典がわかりました!


では実際に確定申告を行うまでの流れについて見ていきましょう!

 

①必要な書類・環境を整える
まずは「提出しなければいけない書類にはどんなものがあるのか」「提出するためにはどんな環境や物が必要なのか」を確認し、揃えておくことから始めましょう。
確定申告で必要となる書類や環境は、次のとおりです。

〇必ず提出する書類
確定申告書(個人事業主をはじめとする事業所得を得ている人はB様式になります)
収支内訳書(白色申告時)/青色申告決算書(青色申告時)
用紙は所轄の税務署もしくは国税庁ホームページからダウンロードできます。
〇申告書の作成に必要なもの
印鑑
口座情報
帳簿、領収書・レシート

〇必要に応じて提出するもの
医療費控除の明細書
社会保険料控除証明書
寄附金受領証明書など

〇提出時に必要なもの
マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード、マイナンバーが掲載されている住民票の写しなど
ICカードリーダーライター(インターネット申告のe-Taxで提出する場合)


②帳簿を整理する
帳簿とは売上や仕入のほか、交通費や通信費といった経費、借入れなど、毎日のお金の流れを記録したもの。すべての事業者は日々の取引を帳簿に記録し、帳簿と領収書などの関連書類を一定期間保存することが義務づけられています。確定申告書や収支内訳書、青色申告決算書はすべて帳簿にもとづいて作成することから、帳簿については普段からしっかりつけておくことが大切です。


③確定申告書類を作成する
1年分の帳簿がしっかりつけられ、社会保険料控除証明書や寄附金受領証明書といった書類も揃ったら、帳簿と書類を見ながら提出書類を作成していきます。


④確定申告書などを提出する
確定申告書と収支内訳書/青色申告決算書の作成が終わり、必要な添付書類も揃ったら、いよいよ税務署への提出です。提出方法は、「税務署に直接持参する」ほか、「e-Taxを利用する」「郵便または信書便で税務署へ郵送する」「税務署の時間外収集箱へ投函する」の4つがあります。


⑤納税する
確定申告書等の提出が終われば、後は確定申告の期間内に納めるべき税金の額を納付すれば確定申告手続きは終了となります。所得税は3月15日、消費税は3月31日が納付の期限日です。期限日が休日の場合は、休日明けの平日が期限日となります。


section.3 まとめ

確定申告についてここまでご説明してきましたが如何でしたでしょうか?
gigbase pointをおさらいしておきましょう!

■確定申告は必要な人
 主な収入がgigbaseのような個人事業主での収入で、所得が48万円を超える
 副業での所得が20万円を超える

■青色申告か白色申告で迷ったら青色申告を選ぼう!
〇55万円・65万円の控除額に向いている人
 freeeやMFクラウド確定申告といった「確定申告ソフト」を使う方
 税理士にお願いする方
〇10万円の控除額に向いている人
 自力で行う方

■確定申告に必要な書類は2つ
確定申告書
収支内訳書(白色申告時)/青色申告決算書(青色申告時)

以上となります。
ここまで見てくださってありがとうございました!

今後もタレントの皆様にとって有効な情報などをこちらのブログで発進していきます。
引き続きgigbaseをよろしくお願いします。