東京ガス株式会社の導入事例

  • 2020/05/13

新サービスの検証フェーズでギグワーカーを活用し、最善な人材の最適配置を実現!



社名: 東京ガス株式会社
業種/業態: ガス、電力等を中心としたエネルギー事業
URL: https://aispeaker-monitor.jp/


 

01.導入背景

新サービスの検討をしていく中、モニター期間を設けて検証を行うこととなり、その実務の対応をしてくれる依頼先を探していました。
今回のサービスの検証を確実に実施するため、企画時のチームでプロジェクトを進めたいということもあり、実施までに時間をかけず、スピーディーに進めていきたいという希望がありました。
その中で、実施対象の地域にて依頼可能なサービスも探してみましたが、サービス内容や、その会社が作業を任せる上で信頼に足るかどうかという点もしっかり検討していくとなると、探すだけでもかなり時間がかかると感じていました。
別件にてご縁があったという点もありますが、法人向けにサービスを展開し一定のクオリティが担保されていることや、サービス開始までのスピード感、既に幅広い導入実績があるという点、各地に様々な働き方を希望するタレント登録者が数多くいるという点が希望とマッチしました。


 

02.利用イメージ

シニア世代向け新サービス『ボイスタ』のモニター期間における、
• Google Home Mini設置作業
• ボイスタを通じたモニターからの作業依頼への対応
(例)1回30分程度の宅内軽作業

成果・メリット
1. コストパフォーマンス
管理画面からジョブ掲載をし、アプリを通じてタレントの方々の応募が集まる仕組みを利用できたのが便利でした。一からこうしたシステムを構築するのは時間・コストがかさむためです。さらに、スポットで欲しい時間のみに人材を確保できるギグワークという採用方法、ひいては単発でのみ報酬が発生する点も利用しやすく、実際にサービスを展開することになった場合には価格競争力につながると感じました。

2.教育研修の代替
当社 / ボイスタブランドを掲げているため、実施スタッフが誰でもいいというものではなく「最適な人材を探し、尚且つ実施までに業務研修を行う必要性」を感じていました。今回gigbaseを利用するにあたって、現地に人を送るまでの事前研修を実施して頂いた点も、募集から実施までの円滑な流れを担保してもらったと感じました。当社側で業務を担当するスタッフへの研修時間などに時間をさかれずにスピーディーに検証を行うことができ助かりました。


 

03.導入後の成果/感想

今回、gigbaseを通じて業務委託によるギグワークという新しい人材採用並びに活用方法を利用し、エンドユーザーにサービスを提供してもらったことで、企画する際の新たな気付きを得ることができました。 当初はサービスを利用してくれるエンドユーザー側目線で、「どのようにサービスを提供すれば、たくさん活用してもらえるのか」という点に重きを置いて、プロジェクトを進行していました。
そのため今回のサービスにおいては、日常的に活用してもらいたいという想いがあり、実際に発生するであろう作業については、限られた分野のプロに依頼するということではまかないきれない内容となることが想定できたことから、プラットフォーム型のgigbaseを活用することに至りました。
そこでこういったプラットフォームを活用する場面においては、サービスを提供される側だけでなく、作業を行う側の方々の目線に立つことも重要だということに、初めて気付かされました。
作業を実施する側の立場からみても、安心して業務に当たれる環境をつくることができれば、仕事のマッチング率は上がり、ひいてはサービスの活発化につなげることができるということは今回新たな発見でした。今後利用させていただく機会があればそういった面も一緒に考えていけたらと思います。

元々、業務の担い手がいる点や、研修なども実施可能な体制が整っていることで、スピーディー且つ、スポットの単価で依頼ができることからコストがかさまない、という点がメリットだと感じています。
また、今後使い方次第で様々なことに活用し発展していける分野だという印象を受けました。ギグワーキングという働き方に新たな可能性を感じています。